天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

図星をつかれて、ギクッと肩が揺れた。

「はぁ~~……純粋すぎだよ」

ぎゅっ……と抱き締められる。

えっ。

「く、くっついちゃ……」

「ダメじゃない。むしろ、俺だって許されるならずっとずっとこうしてたい」

さらに力を込められる。

っ……。

「そ、それは……本心?」

「当たり前だろ……俺は、いつだって千桜に本心で向き合ってる。つか、俺が浮気するとでも思ってんの?人間不信で人間嫌いな俺が」

「……あ」

そういえばそうだった。