しょぼーん……。


「まぁまぁ千桜ちゃん、チョコオレ飲む?」

「……いらないです」

「おい京!千桜落ち込んどるやん!」

「俺のせいかよ!」

「当たり前だよー」

「尚てめぇ……ぶっとばす!」

あんまりくっつかないようにしなきゃ……。

私はグッと拳を握ってそう決めた。

───

そして夜!

今夜は、ひとりで寝ようと決めたのだ。

本当は京夜くん帰ってきたし、一緒に寝たいけど……。

浮気なんて……されたくない。