「そうや千桜!京の血、どうやったん!?」

「初めて吸った血、どう!?」

あ……そうだった。

「そ、それが……」

「「「「「ごくっ……」」」」」

「すっっっごく美味しかったんです!」

私がそう言うと、全員がこけた。

……あ、あれ?

「お、お前、やっぱアホだ!」

「な、なんでですか!」

「千桜は俺のこと好きすぎだ!」

えぇ……。

「むぅ……じゃあ、頑張って嫌いになりますね」