天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

「えっ////」

盛大に照れた千桜。

ったく……。

「おら、行くぞ」

「は、はひっ」

俺は千桜に抱きつかれながらリビングを出た。

「……京夜くん」

「ん?」

「薔薇の意味、嬉しかったです……」

洗面所に着いて、俺の背中に顔を埋めた千桜。

ほんと……なんで俺の彼女ってこんなに可愛いんだ?

可愛すぎて、心配……。

「……伝わってくれた?」