天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

目の前に座ってコーヒーを飲むのは、俺の母さん。

「そんなことあったなんてね~。あんたもバカね」

「うるせぇ……」

「でも、お母さんもそうだった……。愛してるからこそ、すごく話し合った。最初はなにも言わないで死のうとしてたもの」

そう、だったのか……。

「……あと、4時間後ね」

時計を見ると、今は8時。

俺が死ぬのは、夜中の0時。

俺が生まれたのは、11時59分なんだ。

「ケータイ、持ってこなかったの?愛しの女の子の顔見れなくていいの?」

「あぁ……」

頭に浮かぶのは、千桜の笑顔。