ずっと……俺は、千桜に愛を捧げるよ。

「ふぇっ……な、んで……」

「こんな俺を受け入れてくれて、ありがとう千桜。俺は、心優しくて真っ直ぐな千桜が好きだ。愛してる」

「っ……うわぁぁぁんっ……!」

ぎゅー!と俺に飛び抱きついてきた千桜。

小さな身体を受け止めて、しばらく背中と頭を撫でていた。

今はもう完全に白水色になってしまった髪。

これ……俺が死んだら、どうなるんだろ。

「京夜くん……ありがとうございますっ」

「嬉しい?」

「はいっ……!私も、愛してますっ」

泣き止んだ千桜の涙を拭った。

「でもこれ……何本あるの?」