天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

☆京夜said☆

「ねぇ、まだ?」

「待てって」

夜、ベッドの上に千桜を座らせて目をつぶらせてる俺。

「絶対、あけるなよ?」

「はいっ」

……よし、これでいいかな。

「開けていいぞ」

そう言うと千桜は、ゆっくり目を開けた。

千桜の目に映ったのは……。

「わぁ……っ!たくさんの薔薇!」

いつも座る出窓に置き重なってるたくさんの薔薇たち。

「赤と、白と、ピンク、黒も……!」

「気に入った?」