夕飯になり、食卓にみんなが集まった。

私    ┃ 有馬くん
陽太くん ┃ 叔父様
尚くん  ┃ 神崎くん

という並びで。

隣が陽太くん。

「これ……美味しいですっ」

「よかった。千桜ちゃん、なに好き?」

「私は……あ、甘い物が大好きです!あとは卵料理が好きです!」

「千桜まる、そういえば料理できんの?」

料理……それは、大得意なもの。

「はいっ。並大抵のものなら作れます」

「じゃあ、ちょっと手伝ってもらってもいいかな?さすがに大人数すぎるから」

元々ね、と付け足す神崎くん。