天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

「わかりやすいね、千桜ちゃん」

「京の裸見たんだ?」

「ガチ!?ガチでシたんや!?」

──ガン!ゴン!

そんな音と同時に、陽太くんと尚くんが倒れてしまった。

「「~っ、京!」」

「お前ら……変なこと聞いてんじゃねーよ!千桜に悪影響だ!」

私の隣にぼすんっと座る京夜くん。

その時、ふわっとお花の香りがした。

「京夜くん!お花の香りがします!」

「うっ……って、そんなことより!千桜!お前その髪の毛どうした!?」

私の髪の毛に触れた京夜くん。

「私もわかんなくて……」