*千桜said*

そして月日は経ち、あっという間に私たちは3年生になった。

「びゃむ!」

相変わらず、なにもないところで転んでしまう私。

「お前、バカ?なんもないとこで転ぶな!」

「まぁまぁ、京。膝の上だからいいじゃん」

私が転んだ先は、京夜くんの膝の上。

な、なんと!

「ご、ごめんなさい!」

「捕まえた」

「ひゃっ!」

身体を持ち上げられて、隣に座らされた。

「あ、あのっ」

「お前は危ないからな。俺の隣」