天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

京夜くん……。

私は京夜くんの唇にそっとキスをした。

初めて、自分からしたキス。

「っ、千桜!」

「私は……京夜くんのです。だから、キスも止まらなくていい……っ」

「なぁ、マジで意味わかってんの?俺は千桜を抱きたいって言ってるんだぞ?抱かれていいの?」

「大好きな人に抱かれて、嫌なはずないもん」

「……わかった」

そのまま抱き上げられて、ベッドに押し倒された。

わっ……。

「本当に……いいんだな?」

そう私を見下ろす京夜くんは、いつも以上に色気たっぷりで、かっこよくて……。