「っ……あっそ」

ふいっとそっぽを向く京夜くん。

照れてくれてる……!

それからふたりで電車に乗って、水族館に向かう。

水族館なら……太陽にもあたらないし、証明しかないから暗くて楽しめるよね!

「京夜くん、入ろうっ」

「わかったって。引っ張るな」

京夜くんの手を引っ張って、水族館の受付所に来た。

「お客様、こちら水族館のマップでございます。ごゆっくりお楽しみくださいね」

「ありがとうございます!!」

楽しみ、楽しみっ……!

中に入ると、水槽の水が目に入った。

そして、そこにはたくさんの魚がいて。