───

服装良し、髪型良し、荷物もよし!

部屋の全身鏡でチェックした私。

これなら、京夜くんの隣歩いても大丈夫!

部屋を出て玄関を出ると、

「お前、早くね?」

と、京夜くんが待ってた。

「楽しみなんだもんっ」

「じゃあ行くか」

ぎゅっと繋がれた手。

っ……あったかい。

「付き合って次の日にデートとか、早いかな」

そんなことを言ってきた京夜くん。

……早いのかな? 

「京夜くんとふたりで出掛けるの初めてだから、嬉しいです!」