「……しょうがねぇな」

私の後頭部に手が置かれて、ぎゅっと引き寄せられる。

「ん……っ」

ちゅっとキスをされて離れた。

「えへへ……っ、大好きですっ」

ぎゅーっと京夜くんにくっつく。

「俺も」

幸せだぁ……。

「そうだ、今日どこか行くか?」

「えっ、いいの!?」

「ん。どこがいい?」

え……んー、そうだな……どこだろ。

……。

「うーん……」