天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

それで、今も住んでるんだ……。

「俺ら4人は幼稚園からの幼馴染みで。俺が吸血鬼ってわかっても唯一そばにいてくれてた奴らだった。俺は母子家庭で育ってたから、じーさんは母さんのこともかくまってくれて自分の別荘に移動させたんだ」

叔父様、すごい……っ。

「だからかな……俺、人間とか信じられなくなってさ。あんなに仲良かったのに、すぐ手のひら返して殺すんだって思って……。好きで吸血鬼に生まれたわけじゃないのにって。ずっとそう思ってたんだ」

ポタッ……と、頬に涙が流れる。

京夜くんはそんな私を優しく見つめながら涙を拭ってくれて。

「吸血鬼だって……人間だ。化け物なんかじゃなくて、殺人鬼でもなくて。俺だって、ちゃんと人間だって……そんなこと、きっと誰にもわかってもらえないって思ってた」

「京夜くん……」