天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

「吸血鬼は変身できるし、太陽の下が苦手。鋭い八重歯だってある……だから、即バレたんだ。そしたらみんな家庭科室から包丁とか持ってきてさ」

「中学生、なのに……?」

「あぁ。みんな俺を殺そうとした。でもみんなが取りに行ってる間に俺は一茶たちと学校を出て走ってた。遠くに行きたくて」

そう、だったんだ……。

「陽太は金持ちの御曹司だから一旦陽太の家にかくまってもらって、車で遠くに移動することができた」

陽太くん、御曹司だったの……!?

いや、今は京夜くんの話が最優先!

「一茶と尚の父さんも社長で、ふたりも御曹司。そんな時3人の父さんが尊敬してた人が俺らを助けてくれたんだ。それがじーさん」

「叔父様……?」

「ん。じーさんはいつも父さんたちのこともあいつらのことも可愛がってて、初対面の俺を助けてくれたんだ。そんで俺ら中学は転校してじーさんの家に身を隠すことにした」