天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

「俺さ……昔、周りに吸血鬼ってバレて殺されかけたことがあるんだ」

……え?

「こ、殺され……かけ、た……?」

こくんっと頷いた京夜くん。

「中学入ってすぐ……一茶と尚と陽太と登校してたら教室で動物の話で盛り上がってて。それで夜行性の動物の名前出てきて、猫に返信しちまった」

そんな……。

「そしたらクラス中大問題でさ。まだ殺人吸血鬼の話題も残ってて、ありがたく掲示板に殺人吸血鬼の特徴が貼ってあったわけ。見つけたらすぐ殺すようにって言葉を添えて」

やだ……なんとなく、予想できた。

私はぎゅっと京夜くんの手を握った。

今の京夜くん、消えちゃいそうだから……。

京夜くんはぎゅっと握り返してくれて、そのまま続けた。