*千桜said*

冬休みに入る前の日。

いつものようにご飯を食べ終えてみんなでくつろいでるとき。

──ピーンポーン♪︎ピーンポーン♪︎

突然インターフォンが鳴った。

誰……?

「俺が見てくるから、みんなはのんびりしててね」

叔父様はそう言って、立ち上がった。

「こんな時間になんだろ……?宅配便?」

「じーさんの知り合いじゃねーの?」

──バンっ!

リビングのドアが勢いよく開かれて、そっちを見た。

っ……。