天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

「だな。おやすみー」

「千桜ちゃん、もう寝なね?」

「ふぁー……ねっむ」

私、飲み物飲みに来たんだった!

キッチンに行って、コップにお水を注ぐ。

ごくっと飲んで、息を吐いた。

「……お前、寝てないだろ」

隣に来た京夜くん。

ギクッ……。

「そ、それは、その……」

「……わかる。俺もだからさ」

私にカーディガンを羽織らせてくれた。

あ、脱げてたんだ……。

「……私、不眠症なんです」