室内にはアンティーク調の椅子とテーブルがあるだけだった。暖色系の壁紙の貼られた壁も実にシンプルだ。
「そこ、座ってて」
手で示された椅子に私は腰を下ろす。
中森さんはすぐに座らず立ったままスマホを操作した。指捌きが速い。これがPCのキーボードならちょっとしたハッカーに見えただろう。
何分かして納得したように口許を緩めると彼女は私の反対側に品良く座った。それを待っていたかのように店員が入室して来て二人分のお冷と紅茶セットそれに数種類のサンドイッチをテーブルの上に並べていく。
「ごゆっくりどうぞ」
「ありがとう」
「あ、ありがとうございます」
店員が部屋を出て行くと中森さんはスマホを私の方に差し出して二つのカップに紅茶を注ぐ。その動きはとても上品で映画のワンシーンを見ているようだった。
「そこ、座ってて」
手で示された椅子に私は腰を下ろす。
中森さんはすぐに座らず立ったままスマホを操作した。指捌きが速い。これがPCのキーボードならちょっとしたハッカーに見えただろう。
何分かして納得したように口許を緩めると彼女は私の反対側に品良く座った。それを待っていたかのように店員が入室して来て二人分のお冷と紅茶セットそれに数種類のサンドイッチをテーブルの上に並べていく。
「ごゆっくりどうぞ」
「ありがとう」
「あ、ありがとうございます」
店員が部屋を出て行くと中森さんはスマホを私の方に差し出して二つのカップに紅茶を注ぐ。その動きはとても上品で映画のワンシーンを見ているようだった。

