
- 作品番号
- 1626272
- 最終更新
- 2024/02/27
- 総文字数
- 25,090
- ページ数
- 46ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 8,636
- いいね数
- 14
- ランクイン履歴
-
その他31位(2021/01/19)
ずっとそばにいる、
その8文字分の寿命で
充分だと思いたかった。
.
.
.。o○
藤川巴さん主催
「勝手に年越し辞書企画」参加作品
2021.01.12 12:00 公開
この作品のレビュー
2025/11/18 22:39
投稿者:
くらげさん
さん
言われてしまったのは
読んでいるとき、やっぱりなではなく、とうとう言われてしまったという感情に支配されました。そう思わせる練り上げられた構成と文章、素晴らしいと思います。 それでも、感情で素直に寂しさと切なさに没頭することもできて、物語を俯瞰して見ているのか、のめり込んでいるのか、自分がどこの世界にいるのかぜんぶ曖昧になる不思議な読書体験でした。 何度も読み返して、その度に抱く心地を大切にしたいと作品です。
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この作品の感想ノート
えまちゃん
ほんとうは今読書をやめているのですが、完結通知がきた瞬間「読みたい」の衝動が抑えきれず、読んでしまいました。毎度ながら感想ノートになると敬語になってしまいます、それくらい尊敬していて大好きです、これからもずっと!
映画だなあ、と思いました。映像で流れてくる文章だなあ、と。不思議なんですが、海の風景も、ブーケも、海猫も、読み終わった後、映像として私の中に残っています。
周くんの手紙で泣いてしまいました。花ちゃん、と呼ぶ声が、わたしにも聞こえたからです。
ふたりのことは、深く語るには自分の言葉が足らずうまく出てきません。ずっとそばにいる、という言葉を、わたしもうまく消化できずにいるのです。だけどやさしく、そっと心に置いておきたい。
感想を紡ぐのが難しいのですが、とにかくすきです、いつも読んでいて「うつくしいな」と思うんです、曖昧なものになってしまいますが、えまちゃんが生み出すものは、いつもうつくしいです。
今日も世界を覗かせてくれてありがとう。憧れです。大好きです。書いてくれてありがとう。
洋梨さん
2021/01/13 00:23
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