風鈴が鳴る頃に

「ああ、あれね友達が作ってくれたんだ」


「紗和さんに?」



一瞬
戸惑った目をしてから

紗和さんはゆっくりと座布団に座り
話しはじめた



「そう、
『早く病気治してね』って
仲良い子が作ってくれたの」