風鈴が鳴る頃に


 千羽鶴。

小学生の時に
入院した友達に
千羽鶴を渡したことがあったっな

懐かしい記憶が脳裏に蘇る

しばらく僕は千羽鶴を見つめていた


「お待たせ」
オレンジジュースの入ったグラスを
持って紗和さんは部屋に入ってきた


紗和さんは立ち止まった


僕が千羽鶴を見ていたことに
気づいたようだ