【完結】嘘つき騎士様と嫌われシンデレラ



「ねえ、シルウィン、俺と一緒に生きてくれる?」
「当然でしょ、あなたは私の吸血鬼なんだから」
「もう戻れない道になってもいいの?」
「ふん。今歩いている道が気に入らなくて、戻れなかったら変えればいいだけよ。二人もいるんだから、退屈な道でも気は紛れるはずよ」



 シルウィンは笑う。ローウェもその笑みにつられたように笑い、シルウィンは今までローウェはこんな風に笑っていたのだと実感しながらまた笑う。そうして二人、朝日を受けながらいつまでも笑っていた。