「大丈夫よ。一人で決着をつけてくるわ。あなたも今までのことに決着をつけたんだもの。ここで私も、あの男にそのままでもきちんと勝つことが出来ることを証明しないと」
シルウィンは強いまなざしでアウラを見た。アウラはそんなシルウィンを、どこか複雑な表情で見つめていた。
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「じゃあ、行ってくるわ」
マルヴァータの屋敷に向かった翌日。アウラと共に紅茶を飲んでいたシルウィンは時計を見やり席を立った。シルウィンは、これからカーティスに会わなければいけない。
シルウィンはカーティスに対して別に会いたいとは思っていなかったが、勝ちにいかなくてはいけない。シルウィンは決意を胸に扉へと向かう。そんなシルウィンを、アウラは「待って」と引き留めた。



