「リグウォンは、雪で有名である通り、晴れの日は殆どないわ。冬は大体が大雪で、いわば嵐の状態。吹雪は絶え間なく続いてる。そして春には吹雪は止んで、段々と粉雪に変わっていく」
シルウィンは、リグウォンの地を思い出しながら、アウラにその地を伝えていく。冬は吹雪が続き、街はどの店も閉められることから街の者は皆秋の間に買い物を済ませること。
そうして吹雪が止んで訪れた春から十日たつと、吹雪が今年も止んだことを祝い街で祭りをすること。そして夏の時期には約七日ほど快晴が見られること。街では剣術の大会、弓の大会、銃の大会、そして拳で戦う大会が開かれ、シルウィンは毎年その夏には両親と兄、姉たちと街に出て過ごすことをアウラに話をしていく。
「そして、リグウォンの民は、その寒さに負けないように、丈夫な身体を作るために鍛えるの。そうして強くした身体で国境を守るのよ。リグウォンを守るもの、その足銃より早くあれ、その腕剣より鋭くあれ、その背中鋼より丈夫であれ……だからリグウォンの男は大体筋肉質で、私の好みではないわ」



