あの夢の続きをもう1度描けたら


みんなも元気そうでよかった。

するとアランはドラゴンを見て「おお……!」と感嘆した声をあげた。


「ドラゴンだ! 私ドラゴン見たことないから、感動だぜ!」

「すごいね、人と一緒にいるドラゴンは初めて……」


やっぱり、ドラゴンと人が一緒にいるのって珍しいんだ。

「こいつあの時のか?」


ユキに話しかけられて、わたしは上機嫌に頷く。



「うん! ここのアーケードを案内してくれたの! りんご食べたかったみたいなんだけど、お金がないことに気づいて……」

「りんご? ドラゴンってりんご食べるんだ」

「ドラゴンには詳しくないの?」

「ああ、ドラゴンと人は一緒にいることがないからな。魔法を使うっていうことぐらいしかわかんねえな」


ドラゴンと人が仲良くするってこれほど珍しいものだとは思わなかった。

この子は小さいからおそらく赤ちゃんの類だろう。だからわたしと仲良くできたのかもしれない。


「それにしても、可愛いなお前!」

「赤ちゃんのドラゴンって、こんなにも可愛いんだね……」