「当然だ。というかどうしよう、式は楽しみなのに終わった後も楽しみだ、どうしよう」
「私もです。なのでどうしたらいいかは、式に向かっている間に考えましょう」
「ああ」
グレンは頷くと、改めるようにしてルネリアに手を差し出す。
「では、行くぞ。ルネリア」
「はい、グレン様」
ルネリアとグレンは手と手を取り合い、式場の扉を共に開く。視線の先はまばゆい光が燦燦と降り注いでいる。暖かい、祝いの光を受けながら、ルネリアはグレンと繋ぐ手をぎゅっと握りしめると、グレンもそれに応えるようにルネリアの手を握る力を強める。



