「俺の全部は、貴女のものだ。初めて会った時から、そしてこれからも、永遠に」 グレンはそうして、ルネリアの唇に、自身の唇を重ねる。そして、もう一度と唇を近づけようとしたとき、扉をノックする音が響いた。 「グレン様、ルネリア様、お時間です」 グレンは名残惜しそうにルネリアから顔を離し、扉の向こうへ返事をした。グレンがおろおろしていると、ルネリアが「式が終わったら、続きをしてくれませんか」と恐る恐る問う。