まとまらない内容を、次々にルネリアは口にする。押さえても押さえてもグレンの傷口からは血が溢れ、必死に押さえながらルネリアは泣く。そんなルネリアの頭をグレンは撫でた。
「それより……聞いてほしい話があるんだ……」
「え……」
ルネリアは顔を上げた。グレンはその瞳をきつく、まるで自身に宿すように見つめてから、口を開く。
「俺は……貴女が、好きなんだ」
グレンが、ルネリアを真っすぐ、愛おしむように見つめた。それは、グレンがずっとルネリアに伝えたいと願っていた想いだった。好きだと、愛していると、自分が幸せにしたいと、ずっと伝えていたいと思っていた感情であり、そして願いであった。



