「私は、グレン様に助けていただきました。だから生きています。こうして」
ルネリアはグレンに笑いかけた。グレンが安心するように願いながら。
グレンはルネリアの瞳を虚ろな目で見つめていると、徐々に暗い鬼火のような光はいつもの優しい光に戻り、グレンがルネリアをしっかりと捉えていく。
「ルネリア……」
そうして安心したように、泣きそうな笑顔をグレンがルネリアに向けた直後、突然グレンはルネリアの肩を掴み、ずらすように庇った。勢いよく抱きしめられたルネリアが、押し付けられるように抱えられた瞬間、銃声が鳴り響く。
「うっ……」



