「「ぐぁっ……!」」

よし、ふたり撃退!

無事プールに落とすことができて、縛られてる晴夏の縄をほどいた。

「は、はぁっ!?薔薇姫、あんた、この女のこと裏切ったんじゃ……」

「あんたら、本当バカだね。見せかけに決まってんでしょ。私はね、あんたらみたいな簡単に仲間を裏切る奴らが一番嫌いなんだよ!
ついでに言うと、レイプされるのが一番嫌なんだ!」

「紅魅……」

晴夏が怯えながら、名前を呼んだ。

「うるっさいわね……仲良しごっこかよ!」

ハサミを持って、晴夏めがけて走るギャル。

「「「「「晴夏(さん)!」」」」

──ジョキンっ!