「~~~~っ!」

「大丈夫かよ……」

「うぅ……今、何時?」

「今?7時。母さんがもう朝飯作ってる」

そ、そう……。

「龍牙、おはよ」

改めて龍牙に挨拶すると、優しい笑顔を見せてくれた。

「ん、はよ。俺先にリビング行ってるから、準備できたら来いよ?」

「わ、わかった!」

「じゃ」

私の頭を優しく撫でて、部屋を出ていった龍牙。

朝から心臓に悪い……。