「舌は食べ物じゃな……んっ」

「やばい。自分から言い出したけど墓穴掘ったわ。止まらない」

私をベッドに押し倒した龍牙。

「ちょ、勉強……」

「そんなのあとででいい。今は俺の相手してろ」

「んぅ……」

やっぱり、龍牙に勉強頼むのはやめよう。

このとき、強く決心した。

しばらくして唇が離れると。

「……なぁ紅魅、結婚しよ?」

と、言われた。

……え。

「今じゃないけど、俺と結婚して」

「っ……お嫁さんに、してくれるの?」