……が。

「はい、２問不正解」

「えぇ……自信あったのに。この問題」

「キスしてよ。紅魅」

うぅ……。

まぁ、座ってる状態だし、しやすいか。

そう思って私は、龍牙の唇にキスをした。

離れようとすると、

「んっ……ちょ、りゅうっ……ふぁっ」

後頭部を押さえられて、舌を絡められた。

な……っ。

身体の力が抜けて、膝をついてた私は座り込んで龍牙に体重を預けた。

あ、甘い……さっき、飴舐めてたからだけど。

「はぁ……紅魅の舌、美味い」