《紅魅へ。
この手紙を読んでるってことは、お父さんはちゃんと渡してくれたのね。
お母さんね、紅魅が生まれてきて本当に幸せなんだよ。
紅魅を生むのには時間がかかったけど、すごくすごく愛しい娘よ。
だから……お母さんの所に生まれてきてくれて、ありがとう。
お母さんは、この手術をしたら大切な記憶の一部を忘れてしまうかもしれないの。
それはあなたのことかもしれないし、また別のことかもしれない。
でも、これだけはわかってほしい。
たとえお母さんが忘れても、死んでも、紅魅はずっとずっと、私の最愛の娘。
たくさんの笑顔をありがとう。
たくさんの涙をありがとう。
たくさんの思い出をありがとう。
私を、あなたのお母さんにしてくれて、ありがとう。
すべてに、ありがとう。
この手紙を読んでるってことは、お父さんはちゃんと渡してくれたのね。
お母さんね、紅魅が生まれてきて本当に幸せなんだよ。
紅魅を生むのには時間がかかったけど、すごくすごく愛しい娘よ。
だから……お母さんの所に生まれてきてくれて、ありがとう。
お母さんは、この手術をしたら大切な記憶の一部を忘れてしまうかもしれないの。
それはあなたのことかもしれないし、また別のことかもしれない。
でも、これだけはわかってほしい。
たとえお母さんが忘れても、死んでも、紅魅はずっとずっと、私の最愛の娘。
たくさんの笑顔をありがとう。
たくさんの涙をありがとう。
たくさんの思い出をありがとう。
私を、あなたのお母さんにしてくれて、ありがとう。
すべてに、ありがとう。


