私は龍牙とロフトを降りて、リビングに向かった。

そこには、

「お!紅魅~!父さん、今日ここに泊まることになったから!」

と、喜ぶお父さんの姿が。

……え。

「やだ」

「えぇ……!」

「どこで寝るの?寝る場所ないじゃん」

「リビング!このソファで寝る!」  

あぁそう……。

「その様子だと、話したみたいね」

龍牙ママが安心したようにそう言った。

?なんかみんなの視線が……。

たどっていくと、私の手は龍牙に繋がれていて。