狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

「ちょ、どこ行くの?」

「屋上」 

屋上……!?

「誰にも邪魔されないで見たいじゃん?な」

そう無邪気に笑う龍牙。

私はもう何も言えなくて、龍牙の手を握った。

「……めずらし」

「繋ぎたくなった」

「ふぅーん?」

ふたりで階段を登っていく。

そういえば……こんな薄暗い学校の中を龍牙と歩くのは初めて。

チラッと龍牙を見ると、その横顔はやっぱりかっこよくて……。

「……ねぇ龍牙」