「う、うんっ、大丈夫!助けてくれてありがとう!」

「ん。危ないから、できるだけ女の子の接客してろよ?男が来たら俺が接客すっから」

ね?とニコニコ微笑んだ。

晴夏はこくんっと頷いてくれた。

ほんっと……可愛いな。

小さい頃からずっと好きな女の子。

俺がケンカを始めたのだって、最初は晴夏を守りたかったからだ。

相手に隙を与えるために、こんなキャラを保ってるけど。

「じゃあ、引き続き頑張ってね、楽斗!」

「お~。あ、終わったら、俺とまわろーね?晴夏ちゃん」

ぽんぽんっと頭を撫でた。

「うん!」

……あー、たまんない。