「紅魅、俺射的やりたい」

「え……っわっ」

紅魅の手を引いて、射的の教室に入った龍牙。

「花蓮、俺らも行こ!」

「うん!」

中に入ると、

「総長たち!いらっしゃいっす!」

と、黒狼の奴らが出迎えてくれた。

「1回いくらだ?」

「総長たちはお金払わなくていいっすよ!」

「そういうわけにはいかないだろ?払う」

「50円っす!」

龍牙は律儀に払い、銃を持った。

一方、紅魅はそんな様になってる龍牙に目をハートにさせて釘付け状態。

「紅魅、景品どれ欲しい?」