なぜか顔を赤くした紅魅。

不思議に思って龍牙を見ると、にこにこしていた。

「そ?ならいいんだけど」

「なぁ!まず、なにから行く!?」

俺は手に持ってた校内の出店図を見せた。

「「あ!クレープ!」」

ぴったり声が揃ったふたり。

「じゃ、クレープ食べに行くか」

「だな!しゅっぱーつ!」

好きな女の子と回れるって、いいな!

なんて思いながら歩いてると、ふと紅魅が立ち止まった。

「紅魅?どーしったの♪︎」

「あ、ううん!クレープ行こ!」

紅魅が見てた所を見ると、射的で。