狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

「あ、でも、いつもと違う服だから脱がせにくいよな……待ってろ」

そう言ってリボンをほどき、シャツのボタンを緩めた龍牙。

「ん、いいよ」

「……」

私は耳に髪の毛をかけて、首筋に唇をつけた。

一発でつくかな……。

不安になりながらも1回目。

唇を離すと、無事できていて。

「痛み来たけど、できた?」

「できましたっ」

「じゃ、もっとつけていいよ」

「いいの?」

「ん。逆にもっと甘い痛み感じたい」

う……っ。