「オッケー!」

龍牙はそのまま教室を出ると、どこかに向かって歩き出す。

たどり着いたのは図書室で。

鍵をかけた龍牙は、私を壁に追い詰めた。

「なぁ」

「な、なに……?」

「……見せて?メイド服」

至近距離で言われ、仕方なくマントを脱ぐ。

私のメイド服は、スカートは短い。

お辞儀をしたらパンツが見えちゃうほど。

中に見せパンは履いてるけど。

それに、なぜか尻尾までついていて、猫耳も大きめ。

「……あー、やばい。可愛い」

そっと龍牙を見上げると、息を呑むほどかっこよくて。