「はい!」

紅魅の言葉に返事をした優。

「……普通に、気持ち悪い。あと、最低」

明らかにドン引いてるな。

「うっ……俺、花蓮追いかける!」

「花蓮のこと傷つけたら、優殺すから」

「ひぃっ……!」

優は花蓮の後を追うように行った。

ったく……。

「男子トークするのはいいけどさぁ、せめて総長室でやんなさいよね!」

楽斗の隣に座った晴夏。

すると、楽斗が少し頬を緩めた。

「……龍牙、答えてないでしょうね」

「当たり前」