「はい」

と手を上げた。

「紅魅ちゃん、どーぞ!」

「私、龍牙の執事姿とか見たいですっ。あといろんな格好も!」

「「「「ぶっ……!」」」」

龍牙以外の4人が、吹き出した。

勢いで立ち上がっちゃったけど、それには笑ってないみたいで。

「おい紅魅、お前なに言って……」

「だって、幼稚園の時にハロウィンでカボチャマンのコスプレしたきり、龍牙のコスプレ姿見れてないんだもん」

「おまっ……それは言うな!」

座らされて、口を塞がれた。

「へぇ~?カボチャマンねぇ~?」

が、時すでに遅しで、楽斗や優がニヤニヤしている。