てゆーか……さっきから、ずっとずっと下がやばい。

油断したら紅魅にバレそうなんだよな……。

今、がっつり密着してるし。

「ふぁっ、はぁ……」

唇を離すと、俺と紅魅の絡めあった唾液が切れた。

「もっと、龍牙で満たして」

自分から舌を入れてきた紅魅。

ちょっ、マジやばいって……!

ついつい油断してて、気を抜いてた。

抑えろ、抑えろ俺!

理性の効く男だ、俺は!

そう思いつつも、初めて紅魅から舌を入れられるという感覚を味わったせいで興奮が抑えられない。

「……ん、龍牙、あたってる」