狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

「お、終わらなくていいから……私、龍牙とシたい……っ」

恥ずかしいくせに、俺の目をしっかりと見て言う紅魅。

そんな紅魅に、愛おしさが増す。

「それに、ふたりになりたいって言ったの私だもん……。龍牙と、離れたくなくて……こうやって、くっついてたかったの」

今の状況、紅魅はとても気に入ってるみたいだ。

俺の膝の上に乗せて、抱き締めてる体勢。

「……家に帰っても、龍牙のママとパパいるからあんまりくっつけないし。学校でだって、いくら隣の席でも授業長いし、みんないるし……」

ぎゅっ、と俺の手を握ってきた。

……無自覚だから、怖い。  

「わ、私……」

そして、俺の目を真っ直ぐ見てくる。