狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

◇紅魅said◇

「ん……?」

目を開けると、見慣れた天井が見えた。

ここ……。

「あ、紅魅、目覚めたか?」

「龍牙……ここ、黒狼の倉庫?」

むくっと起き上がった。

「紅魅!ダメだよ、熱があるんだから安静に寝てないと」

そう慌てる晴夏。

「おっかしいな……記憶、全部戻ったんだけど?」

頭を抑えるけど、もう痛くない。

「え……紅魅、本当か?」

「わ、私のこと、わかる?」

「ふふ、晴夏でしょ。私の大切な親友」