*花蓮said*

「ん……」

目を開けると、見知らぬ所にいた。

なにここ……暗い。

私、確か学校出て、そのまま走ってたら車に乗せられて……。

って、あれ……手足、縛られてる?

口も、布で縛られててしゃべれない。

「お目覚めか?花蓮」

っ、この声……!

なんとか起き上がると、突然明かりがついて部屋が明るくなった。

「俺から逃げるなんて、いい度胸だなぁ?」

「んん……!」

身動きが取れなくて、焦ってると、スカートの中に手を入れられた。