狼総長は薔薇姫に求愛&溺愛中

「そうかそうか。八代の席は月城の隣の隣。つまり、立花の隣だ」

「立花って……?」

教室をキョロキョロ見渡す花蓮。

「はい!俺、立花優!」

ガタッ、と起立した優。

どうしたのかな……?

「あ!あなたが……」

花蓮は鞄を持ち直すと、席に座った。

「んで、月城と一条。ラブラブなのはわかったから席に座るんだ」

「へ?」

先生の視線をたどると、私の手で。

繋いでなかったはずなのに、なぜか今、繋がれている。

なっ……。

「りゅ、龍牙……っ」